
【日本製高級工具】「KUROBISAI (黒美細)」商品のご紹介
全ラインナップの紹介はこちら
みなさんこんにちは。
このたび日本製高級工具「KUROBISAI(黒美細)」が貴和製作所にて発売となりました。
「KUROBISAI」は老舗の作業工具メーカーがアクセサリー作りにおいて求められる「どんな工具が使いやすいか」というユーザーのニーズに向き合い誕生した、ハンドメイド用工具のブランドです。
80年以上に渡る工具製造で培われた知識と技術により、つくる快適さ、手の代わりのように扱える使いやすさを追求し、アイデアとデザイン性を兼ね備えた工具として開発されました。
それぞれ異なる役割と特徴を持つ【12アイテム】と、ラインナップも充実しているので、「こんなの欲しかった!」という1本が必ず見つかります!
【日本製高級工具】「KUROBISAI (黒美細)」商品のご紹介
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しかしその豊富なラインナップから実際に自分に合うタイプを選ぶのに迷ってしまうかもしれません。この記事では貴和製作所のスタッフが、アクセサリー作りのプロ目線で選んだ特におすすめしたい7アイテムとそのポイントをご紹介していきたいと思います。
ぜひ自分に合う1本を見つける参考にしてくださいね!
おすすめ工具7選
みなさんは普段どんな工具をお使いですか?
平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパー、大体この3タイプを使っている方が多いと思います。
まず最初に紹介するのもこの3タイプです。ここでは用途や役割については割愛しますが、この「KUROBISAI」を使うことでどんなことが変わるかを中心にご紹介していきたいと思います。
【必須工具3点のココがおすすめ】
・グリップに安定感があり、手先のように使えてデザインやクリエイティブに集中できる
・細い先端にもしっかりと力が入り、作品の仕上がり、制作の精度が上がる
制作の過程で使用する丸カンのサイズやワイヤーは太さや硬さが様々ですよね。
太さや硬さに合わせてヤットコで掴む位置を調整したり、挟んだ跡が残らないように力を加減したり、作業中気にかけることが多いと思います。
「KUROBISAI」の特徴の一つとして、ワイヤー等を挟んだ際に刃と刃の間が平行になります。この刃が閉じるか閉じないかぐらいの位置で平行になるのが重要なポイントで、何故ならワイヤー等を挟んだ際にヤットコのどの位置で挟んでも、太くても細くても、同じ力の入れ具合で作業することが出来るからです。
実際に使ってみました!
太さの違うワイヤーでめがね留めをしてみました。ヤットコのどの位置でもワイヤーが掴みやすく、力まずにめがね留めをすることが出来ました。
ニッパーは狙った位置でワイヤーをスッと切ることが出来ました。
平ヤットコ
丸ヤットコ
ニッパー
次に紹介するのは、今使っている工具にプラスすることで制作の精度の向上や不自由さを解消する工具、曲がりヤットコと幅広ヤットコの2点です。
【曲がりヤットコのココがおすすめ】
・狭いところ、奥まったところに先端が届く
・ピンセットのように使え、ピンセットよりも力が入る
実際に使ってみました!
丸カンにパーツをたくさんつなげて閉じる時、いつもの平ヤットコだとパーツが邪魔してしっかり掴んで閉じることが出来ませんでしたが、この曲がりヤットコは入り組んだ箇所にも届きやすく、丸カンが閉じやすいです。
ボールチップの中につぶし玉を留めるのも、ワイヤーの根元でしっかりとつぶすことが出来ました。
【幅広ヤットコのココがおすすめ】
・接する面が広く力が入りやすく、つぶす、かしめる、爪を倒すなどの作業が楽にできる
・接する面が平らで広いので、掴んだ跡がつきにくい
実際に使ってみました!
石座の爪は先の細いヤットコだと倒しにくい上に、刃先が滑って石に傷をつけてしまうことがありました。この幅広ヤットコですと広い面でしっかりと爪を倒すことが出来ました。
硬いオーバルバチカンもしっかりと閉じることが出来ました。広い面で押さえられるので傷もつきにくいです。
先の細いヤットコだと傷がつきやすいカシメも広い面で押さえることができるので、傷をつけずにかしめることが出来ました。
曲がりヤットコ
幅広ヤットコ
最後におすすめする工具はありそうで今まで貴和製作所では扱っていなかった、ニッパー付きの平ヤットコと丸ヤットコです。
ピン丸めはアクセサリー制作に欠かせない作業ですが、そのピンをカットして丸めるまでの一連の作業がこの一本で行えます。工具を持ち替える必要がないので、作業効率が向上します。
【刃付き丸ヤットコ・刃付き平ヤットコのココがおすすめ】
・ピンやワイヤーを切った後、持ち替える必要がない
実際に使ってみました!
パーツにピンを通し折り曲げたら、刃付き丸ヤットコでピンを切ってそのまま丸めることが出来ます。たくさんピン丸めをするときや、刃付き平ヤットコはワイヤーワークにおすすめです。
ニッパー部分が根元にあるので、ピンを一般的な長さ7mm程度を残して切る場合、最大12mmくらいまでのパーツが使いやすいです。
刃付き丸ヤットコ
刃付き平ヤットコ
その他の商品のおすすめポイント
滑りにくいギザギザの加工が施されたタイプです。(金具類を掴むと傷や跡が付きやすいのでご注意ください。)紐等をしっかりと引っ張る作業や、薄いものを掴む用途に向いています。
ギザ付き平ヤットコ
ギザ付き幅広ヤットコ
ギザ付き曲がりヤットコ
平口ヤットコにニッパーが付いたタイプはワイヤーワーク等に向いています。ファスナーニッパーは太めのチェーンやワイヤーのカットに向いています。ニッパーよりも力の加わりやすい構造をしているので、軽い力でカットすることが出来ます。
刃付き幅広ヤットコ
ファスナーニッパー
合わせて使いたいアイテムもご紹介
こだわりの工具が増えてくると、収納にもこだわりたくなりますよね。
お気に入りの工具と一緒にペンなども収納しておけるので、講習会に持って行ったり、外へ持ち出すのにもおすすめです。
ツールロール
KUROBISAI(黒美細)総合ページ
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